ショーケン/萩原健一 の巻
3月14日わたしの数いるヒーローの中の一人ショーケンこと萩原健一様の自伝が出たのだ。ダメカッコいいなるジャンルの鼻祖。もっともそんなジャンルがあるとかないとかは別にしてとにかくカッコいいアウトロー俳優なのだ。傷だらけの天使、前略おふくろ様、そして柛代作品。どれもこれもカッコいい!傷天はニューシネマの影響なのだろうか今までの主人公(ヒーロー)像とは異なり情けない。それがショーケン自身の本質とも相まってとてもやるせなく切ないのだ。それは柛代監督作品しかりではちゃめちゃでろくでもない役柄でもやるせなく、そしてなんといっても反逆的なのがいいのだ。単なるダメ人間がショーケンを見習い自己肯定し、ダメでいいジャンなんて、とんだ馬鹿もんである。ショーケンは神に選ばれし天才なのだ。
この本の前半は大麻コカインなどをライブや撮影前にやりまくるとゆう話やドラマやライブそして映画にと今までになかった新しいアイデアを出し八面六臂の活躍をするショーケンが語られている。(太陽にほえろの井上尭之バンドの起用やマカロニの殉職はショーケンのアイデアである。はやくやめたかったらしい)黒澤明監督の影武者を降板させられる勝新太郎のくだりはおもしろすぎ!そして逮捕とともにトーンダウンする。逮捕されたのが1981年。逮捕される直前の映画が柛代辰巳監督のもどり川、太宰治がモデルになってる話でいかにもショーケンにぴったりの作品だったのだが逮捕後公開されたためお客さんは不入りだったらしいです。わたしは柛代文芸作品の中ではナンバー1だと思う。80年代の到来とショーケン時代の終焉。アウトローが生きづらい時代がきたのだ。 ショーケンこと萩原健一はカッコいい!!!
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